青葉警察署と青葉交通安全協会による交通安全キャンペーンが７月17日にこどもの国＝奈良町＝で行われた。当日は子役の村山輝星（きらり）さん（12）が一日警察署長を務め、来園者に声掛けを行った。
夏の交通事故防止運動の一環で行われたキャンペーン。青葉区役所や青葉安全運転管理者会、青葉青少年交通安全連絡協議会、東急バス青葉台営業所などが協力した。
キャンペーンの冒頭、中島敦志署長は区内の事故発生件数は前年比で減少しているものの道路横断中の事故が増加傾向だと説明。ドライバーに対して横断歩道は歩行者優先であり、横断歩行者妨害の取り締まりを強化する方針を語った。歩行者には遠回りでも横断歩道を渡ることや優先意識を持たずに安全確認する大切さを伝えていた。
ａｕのＣＭ「三太郎シリーズ」で桃姫役で出演するなど活躍している村山さん。自身も登校中は車に気をつけて道路を渡っていると話し、横断歩道の正しい渡り方として「右左右を見て、手を上げて」と実演も＝写真。村山さんは来園者に花苗を手渡しながら交通安全を呼び掛けていた。
園内ではポルシェ９１２のパトカーや白バイ、バス車両、県警の交通安全教育車「ゆとり号」の展示なども行われ、人気を集めていた。
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