神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2016年1月21日 エリアトップへ

横浜市 子育てパートナー全区配置 26日から相談受け付け

社会

公開:2016年1月21日

  • LINE
  • hatena

 横浜市は1月26日から、各区の地域子育て支援拠点に子育て相談の専任スタッフ「横浜子育てパートナー」を配置し、子育て世代が持つ悩み相談全般の受付を開始する。各区の専任スタッフ18人は、13日から研修で知識習得に励んでいる。

 横浜子育てパートナーによる相談窓口の開設は、国の「子ども・子育て支援新制度」を受けて実施される、市の利用者支援事業。多くの子育て支援メニューがある中で、相談者にあった情報を提示し、円滑な利用へつなげることが目的の柱だ。

 同事業は、市が待機児童解消を目的に全国に先駆けて実施した「保育・教育コンシェルジュ」をモデルに制度化したもの。各区役所に配置される保育コンシェルジュは、主に就学前児童の預け先情報の提供などを行っているのに対し、子育てパートナーは、子育て世代が集まる支援拠点に配置され、子育て期の様々な悩みについてともに考え、適切な支援機関を紹介する「よろず相談役」的な役割を担う。また単なる相談窓口としてだけではなく、民生・児童委員や自治会町内会、NPO法人など、地域で子育て支援に関わる団体とのネットワーク強化にも取り組む方針だ。 

窓口明確に

 全市的な事業開始に先駆け、神奈川区の地域子育て支援拠点「かなーちえ」では、2015年2月からモデル事業を開始。総合的な窓口が明確になったと利用者からの評価も高く、同支援拠点の利用者支援専任スタッフ東田信子さんは月平均で20件の相談を受けている。相談内容は、親の介護や人間関係の悩みなどプライベートな内容が多い傾向にあり、東田さんは「悩みの背景まで聞き取ることを心がけている。1人ひとりに適切な情報を提供し、必要があれば支援窓口を紹介しています」と話す。

 各地域子育て支援拠点の専任スタッフ18人は、13日に研修をスタートさせた。相談窓口が開設されるまでの約2週間で、子育てに関する幅広い知識を習得する。個別相談の受付は1月26日に開始し、電話や個室、子どもを遊ばせながらの相談も可能。利用は無料で、各支援拠点の開館日・開館時間内で受け付ける。

 横浜市こども青少年局子育て支援課の齋藤真美奈課長は「地域とともに、子育て家庭のニーズに合わせた支援を進めていく」と連携を強調し、「今後は月1回の担当者会議で情報共有しながら、フォローアップに努めていく」と話している。

港南区・栄区版のトップニュース最新6

子育てに「ゆとり」創出

山中市長インタビュー

子育てに「ゆとり」創出

直接支援で実感へ

5月2日

桂台で高齢者買い物支援

横浜市・栄区社協ら

桂台で高齢者買い物支援

月1回”付き添い”同行

5月2日

平久井・齋藤ペア 日本代表に

杉浦紀子バトンスタジオ

平久井・齋藤ペア 日本代表に

選考会で実力発揮

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

栄区、50年後に半減

横浜市人口推計

栄区、50年後に半減

港南区は4割減少

4月18日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月18日

京急百貨店

かみおおおかG.w.フェスティバル

https://www.keikyu-depart.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

港南区・栄区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook