港南区内の経営者や専門職らからなる団体「横浜港南ロータリークラブ」が創立から50周年を迎えた。9月28日には中区のホテルで記念式典と祝宴が開かれ、関係者が親睦を深めながら半世紀の節目を祝った。
ロータリークラブ(RC)は経営者や専門職の親睦と奉仕活動を目的とした団体で、世界200以上の国の各地域に組織があり、それぞれ活動を続けている。横浜港南RCは1969年9月に横浜南RCから派生する形で創立し、その後に横浜港南RCからは横浜港南台RC、横浜ひまわりRCが派生して誕生した。
この記念式典にはメンバーや関係者のほか港南区の警察・消防・行政関係者らも含め約130人が出席して節目を祝った。あいさつに立った式典実行委員長の山野井正郎さんは「クラブとして過去を振り返りながら、未来の目標を定めて前進していきたい」と話した。
横浜港南RCはこれまで、子どもたちのスポーツ大会への優勝トロフィー贈呈や大岡川の清掃といった奉仕活動に取り組んできた。11月2日には50周年記念事業として、港南区役所の壁面を利用したボルダリング体験イベントを区役所などとの共同で開催する。当日はテレビCMなどでも人気のプロフリークライマー・大場美和さんをゲストに招き、子どもから大人まで広く参加を呼びかけている。
クラブの会長を務める根本雄一さんは「横浜港南RCは港南区とともに歩んできた歴史があり、区役所ともつながりが深く、今回の企画実現につながった。ボルダリングは東京五輪の正式種目となった注目の競技なので、多くの人に楽しんでもらえたら」と話した。
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