神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2019年11月7日 エリアトップへ

「田谷の洞窟」題材に大臣賞 千秀小と住民・研究者の取組

文化

公開:2019年11月7日

  • LINE
  • hatena
星崎区長(左から3人目)に模型を説明する田村さん(右端)
星崎区長(左から3人目)に模型を説明する田村さん(右端)

 栄区田谷町の千秀小学校と「田谷の洞窟保存実行委員会」の取り組みがこのほど、地理情報システムを活用した授業に関する優秀事例として国土交通大臣賞を受賞した。地域住民や大学研究者の指導のもと、2017年度から同小6年生の卒業制作を兼ねて洞窟の保存活動に必要な2つの模型が製作され、連携した一連のプロジェクトが称えられた。

 表彰は(一社)地理情報システム学会が主催しているもので、 同学会と国土交通省、文部科学省が審査委員会を構成。地理情報システム(GIS)を使った授業の初等中等教育現場での普及を目的に2010年から先進的な取組を表彰している。小学校と地域の連携で同賞を受賞したのは県内で今回が初めて。

 千秀小学校では地域学習の題材として学区内の定泉寺境内に残る「田谷の洞窟」に着目。6年生の「総合」の授業の一環として、保存に取り組む地域住民や大学研究者の協力のもと、2017年度は巨大地形模型(縮尺1000分の1)を製作し、18年度は洞窟の輪切り断面模型(縮尺50分の1)を製作した。完成した模型は、横浜国立大学の大学院生の研究にも活用されている。

「まちを知って好きに」

 10月29日には栄区の星崎雅代区長が祝意を伝えようと千秀小学校を訪問し、あわせて受賞報告会が行われた。現6年生のほか、17年度、18年度に取り組んだ当時の6年生や教諭も出席し、製作活動を振り返りながら受賞を祝った。

 保存実行委員会の田村裕彦さんは「3Dデータから誰にでも分かりやすい模型を作り、地域を把握するのに一番いい資料になった。手探りだったけれど、みんなで頑張って出来上がったものが評価されたことは誇りに思ってほしい」と子どもたちに語りかけた。

 中学2年の男子生徒は「自分たちのまちを調べることを通じて知ることが多く、それでまちを好きになれた。全力で取り組んだ方が楽しいので、後輩たちも頑張ってほしい」とエールを送った。
 

自民党港南支部

菅副総裁を下支えし、改革を前へ。

https://www.sugayoshihide.gr.jp/

さかえ横浜会議 トイレを我慢しなくていい登山

災害時にも活躍 多様性のある携帯トイレについて(参加者募集 10月11日 あーすぷらざ 18時~)

https://entry.headway.jp/sakae-yokohama/20241011TOILETz/

<PR>

港南区・栄区版のトップニュース最新6

栄区の魅力、菓子で発信

上郷小4年

栄区の魅力、菓子で発信

12日〜14日は店舗で販売

10月10日

65歳のがん検診無料化

横浜市

65歳のがん検診無料化

退職での受診離れ防止へ

10月10日

宅地最高値は最戸1丁目

港南区・栄区基準地価

宅地最高値は最戸1丁目

両区、共に上昇傾向

10月3日

教育データ、研究・活用へ

横浜市

教育データ、研究・活用へ

大学・企業と「ラボ」始動

10月3日

電子決済で申込み不要に

粗大ごみ回収栄区搬入施設

電子決済で申込み不要に

24日から本格開始

9月26日

無電柱化が難航

災害時の第1次緊急輸送路

無電柱化が難航

計画策定時と同程度に

9月26日

福祉クラブ生協の大試食会

11月2日 大船駅東口徒歩3分で「食のフェス」開催

https://www.fukushi-club.net/entry/form_gen.php?fcode=syoku_fes

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月10日0:00更新

  • 10月3日0:00更新

  • 9月26日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

横浜できのこ好きの祭典

入場無料

横浜できのこ好きの祭典 きのこ文化横浜

10月26、27日にMMテラスで

10月26日~10月27日

港南区・栄区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook