保健福祉の課題解決について住民や事業者、行政の取り組みをまとめた「第3期港南区地域福祉保健計画」が策定され、12日に発表された。第3期から「港南ひまわりプラン」を愛称とし、市民に伝わりやすいように平易な文言や写真、イラストが多用されたのが特徴だ。
計画の期間は2016年度から20年度まで。目標に「一人ひとりがつながり、お互いに支えあえるまちをみんなで育てる」と掲げた。計画の視点を「まちをつくる」から「まちを育てる」へ発展させ、「地域全体」で取り組むことを強調した。
区計画のテーマは少子高齢化を踏まえて「健康づくり」「高齢者」「障がい児・者」「子ども・青少年」の4分野に分けてめざす姿と取り組みを示した。共通テーマは「情報共有」「人材発掘」といった従来型の文言を変更し、読み手の行動に直結する表現「知る」「つながる」「支えあう」「できることをやる」とした。
例えば「知る」の分野は、イベントや地域活動の周知を図るため、活動団体は交流会の開催、ケアプラザは地域情報誌の発行といった具体的な取り組みを示した。
地区別計画は地域の特色や方針を生かした。地域で独自アンケート調査を実施したケースやデータで地域の特色を示したもの、めざす姿を手書きのイラストで示したものなどがある。
同計画は区役所ホームページで閲覧できる。4月上旬に概要版を発行する予定。
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