港南台バーズの地下1階に5月14日、関東初となる無印良品の「食」の大型専門売場がオープンした。先行して4月にオープンした1階部分と合わせて売場面積は関東最大となった。これに合わせ、無印良品を展開する(株)良品計画(東京都豊島区)は12日に横浜市と包括連携協定を締結し、地域課題解決や地域活性化にも取り組んでいく考えだ。
関東初の「食」大型専門売場
無印良品が出店したのは旧・高島屋港南台店の1階と地下1階にあたるスペース。1階の衣料品・生活雑貨フロアを4月に先行オープンさせ、このほど食品・生鮮フロアとなる地下1階をオープンさせた。
無印良品の食の大型専門売場は全国でも珍しく、イオンモール堺北花田(大阪)、京都山科(京都)に次いで3店目。関東では初となる。
港南台バーズでは地元食材を中心に無印良品が青果を取り揃えるほか、クイーンズ伊勢丹を展開する(株)エムアイフードスタイルや鮮魚専門店の中島水産(株)との協業で、県産品を中心とした精肉、グロサリー、惣菜、鮮魚の販売も行う。
全国初「キッチン」設備で情報発信も
さらに売場には無印良品として全国初となるキッチンカウンターも併設。旬の食材を使ったレシピの紹介や調理をライブで行い、店内モニターのみならずインスタグラムでの配信も行う。
野庭団地での取組も
今回の大型店出店に合わせて同社は横浜市と連携協定を締結。「“感じ良い暮らしと社会”を目指す」とし、市内17店で環境問題や災害対策、高齢者・子育て支援、フードドライブなど幅広い分野で連携していく。
野庭団地の住民を対象にアンケートも実施し、無印良品港南台バーズの三品正洋店長は「出張販売も含め、地域の役に立てることを考えていきたい」と話した。
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