神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2022年10月14日 エリアトップへ

文部科学大臣から「生涯スポーツ功労者」として表彰された 土屋 勝さん 宮前平在住 80歳

公開:2022年10月14日

  • LINE
  • hatena

「ナマズ」の恩返し

 ○…神奈川県レクリエーション協会の副会長で、自称「ネイチャーレクリエーション実践家」。レクとは「楽しさを通した心の元気づくり」であり、「おもてなし」の心で接することが不可欠だという。この秋開催される「ねんりんピックかながわ」では、ニュースポーツコーナーの責任者として大会に携わる。大臣表彰は県内で6人。「後進の育成に努めていきたい」と先を見据える。

 ○…名古屋市出身。元気のない同級生に声をかけるなど、思いやりに満ちた幼少期を過ごしてきた。「人の喜ぶ姿を見ることが好きだった」と原点を振り返る。ひげを生やしていたことから『ナマズ』の愛称ができた大学時代。レク部に所属し、YMCA少年部のリーダーとしてキャンプやレクの腕を磨いた。

 ○…大学卒業後、富士通に入社し川崎へ。管理部門の社員として充実したサラリーマン人生を歩んできた。「当時は運動会があってね」と懐かしむ。定年間際から徐々に活動を本格化。海外研修に参加するなど探究心は人一倍で、レク関連だけでなく「催眠術」や「ゲートボール1級審判員」など数十の資格を有する。「感動体験のきっかけづくりになれば」と夢中で活動中。昨年は「ネイチャーゲーム」の全国大会の運営委員長に抜擢され、Zoomでの開催に漕ぎつけた。

 ○…南平台にある学習塾の理事長になって20年。ここでも『ナマズさん』と呼ばれる人気者だ。「卒業生が『自分も教員になりました』と数年ぶりに立ち寄ってくれたときは嬉しかった」と目を細める。もうすぐ81歳になるが、週3回のジム通いは欠かさない。何より「レクを実践しているのが元気の秘訣」と笑う。講演会の依頼も増加中。「恩返しだよ」

宮前区版の人物風土記最新6

原 行雄さん

数多くの新品種登録などシクラメン生産に60年以上取り組む

原 行雄さん

菅生在住 82歳

12月8日

吉田 英也さん

JDリーグの市内初開催を支えた、川崎市ソフトボール協会の理事長を務める

吉田 英也さん

高津区在住 68歳

12月1日

大久保 美海(みう)さん

「二十歳を祝うつどい」で広報ポスターのイラストを描いた

大久保 美海(みう)さん

西野川在住 20歳

11月24日

大島 京子さん

有馬川沿いや有馬やまぼうし公園で落ち葉堆肥を活用した花壇作りを行う

大島 京子さん

有馬在住 69歳

11月17日

猿橋 直樹さん

蔵敷昭和会の会長として50周年記念式典を開催した

猿橋 直樹さん

菅生在住 49歳

11月10日

粕川 精一さん

創立50周年を迎えた川崎市空手道連盟の会長を務める

粕川 精一さん

中原区在住 80歳

11月3日

あっとほーむデスク

  • 11月17日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

  • 10月13日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2023年12月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook