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町田版 公開:2012年5月24日 エリアトップへ

町田市民踊親和会の会長を務める 原田 律子さん 忠生在住 71歳

公開:2012年5月24日

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”和”を重んじ伝統守る

 ○…創立44年、会員600人の歴史ある会を8代目会長としてまとめる。会の中でも日本舞踊、新舞踊、民謡舞踊、うたなど、様々な領域があるが「根本は同じ。同じ方向に刺激し合いながら進むだけ」。年に1度開催する「チャリティーショウ」を今年も5月に開催。平日にも関わらず町田市民ホールは800人の来場者でいっぱいに。「初めて観る方も大勢で、募金も総額15万円集まった。嬉しい限り」。大盛況の翌日には1年後の準備を始めた。

 ○…東京都北区出身。親戚の影響で小学校1年生から日本舞踊を始めたが、3年生でバレエに転向し、小学校卒業まで続けた。「当時は戦後で世の中がやっと落ち着き、周囲でバレエを習う子が多かった。それにバレエは若い頃しかできないし」とにっこり。結婚を機に町田へ引っ越し、近所の友人と盆踊りを習おうと町内の教室へ。それがきっかけとなり1974年、再び舞踊を始めようと会の一員になった。現在は会長を務める傍らで菊勢会の先生として週3回教室を行う。「私も教わっていた立場。長続きしない性格なのに、よく飽きずにやっているわ」と冗談交じりに振り返る。

 ○…会員同士で町田市民ホールにコンサートや舞台などに足を運ぶのが楽しみ。「最近は梅沢富美男さんを見に行った。勉強になる」と微笑む。また北海道から沖縄まで、皆で日本各地を旅するという。会結束の秘訣は「踊り以外でも楽しむこと。あまり堅苦しく会のことだけを考えたらつまらない。仲良しが一番」

 ○…来年は創立45周年と共に、チャリティーショウも35回目を迎える節目の年。大がかりなものにしようと会員で協力しあい、踊りやうたなど、すでに企画を持ち寄っている。「毎年行うものとは一味違った舞台を作りたい」と意気込む。会を守る責任を感じつつも「敷居が高くて入りにくいということはしたくない」。和やかな雰囲気を大切に誰でも親しめるように励む。
 

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