神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2019年7月25日 エリアトップへ

町田・相模原経済同友会の代表幹事に就任した 井上 博行さん 山崎町在住 79歳

公開:2019年7月25日

  • X
  • LINE
  • hatena

歴史と未来を見据えて

 ○…「境川で分けられたがもともとは一緒」。町田・相模原両市合わせて115万人規模の経済圏。しかし、昨今の百貨店の撤退やテナント化などを憂慮する。「魅力ある街、商圏だからこそ、多くの出店がある。これをどう復活させるか。単体では生き残れない」と述べる。ほかでも越県で協力し、経済発展に取り組んでいる地域がある。市民や行政の意見を聞き、両市の活性化を図る。そういう役目。「買い物や遊びに行くのに町田・相模原から横浜や都心に出向くのではなく、都心からこっちに逆流させる発想、新しい産業が必要」と力を込める。仲間同士、手を取り合って町をグレードアップ。夢は膨らむ。

 ○…木曽町の農家に生まれた6人兄弟の次男坊。実家を建て直す際に出会った「宮大工」に憧れを持った。これがものづくりに目覚めた原点。隣に仕事を手伝わせてくれたハンコ屋さんがあったのも大きい。色々な「徳」をものにしてきた。地の徳、人の徳、時の徳。

 ○…宮大工への弟子入りを考えたが、高校教師の勧めで建設会社に。23歳で独立し、設計事務所を立ち上げた。26歳の時、独学で一級建築士を取得。念願だった神殿建築にも取り組めた。多くの人との出会いの中で政治活動を始め、町田市議会議員を3期務めた。「教育とまちづくり」を担当し、市内の学校やスポーツ団体を見て回った。そして若い世代を育てたい思いが募り、デザインの専門学校を創設するに至った。根底にあるのは「不可能に挑戦=破天荒」。

 ○…2年後、81歳は『半寿』。「一昔前は人生50年、古希稀なりと言われていた。今は100年時代。今後、AiやIPSなどの発展で150年時代が来ないとも言い切れない」。気持ちは「まだ折り返し地点」。今、新しい大学を創り始めたところだ。

町田版の人物風土記最新6

石井 康一郎さん

沖縄に伝わる演舞であるエイサーが披露される催しの実行委員長を務める

石井 康一郎さん

旭町在住 51歳

4月25日

川崎 哲哉さん

相原地区の一押しスポットを紹介するかるたの製作に取り組んだ

川崎 哲哉さん

相原町在住 61歳

4月18日

渋谷 りゅうきさん

町田市防災アンバサダーに就任したユーチューバーのメンバーである

渋谷 りゅうきさん

町田市在住 40歳

4月11日

hirocoさん(本名:関口裕子)

鶴川で朗読と歌唱のコンサートを今週末行う

hirocoさん(本名:関口裕子)

山崎町在住

4月4日

飯間 圭吾さん

町田市内の経営者らと今夏、地元産ビールの醸造所を兼ねた店舗を開く

飯間 圭吾さん

原町田在住 39歳

3月28日

綾野 光紘さん

近隣団体と組んだ盛り上げが評価された山崎団地名店会の会長を務める

綾野 光紘さん

下小山田町在住 41歳

3月21日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook