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町友会の会長で、8月6日(金)に夏の平和イベントで講演する 神戸(かんべ) 美和子さん 高ヶ坂在住 83歳

掲載号:2021年7月29日号

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平和を願い語り続ける

 ○…平和の大切さ、原爆の恐ろしさを身をもって知っている自分たちが伝えていきたい――。市内にいる被爆者190人が会員の町友会の会長を務める。同会の発足に携わり、高齢化とともに交代する会長職のバトンを受け継いできた。広島・長崎に原爆が落とされた1945年8月、自身は7歳だった。「被爆した人は今、一番若くても76歳でしょ。話し手の高齢化が一番の心配」。だからこそ自分たちの思いを受け継ぐ2世、3世の語り部を作りたい。

 ○…被爆者ということを誰にも話してはいけないと言った母。ひどいケロイドの身体を見せて、被爆の悲惨さを多くの人に伝えなさいと言って亡くなっていった義姉。大切な二人の相反する思い。自身も中学時代に差別やいじめに遭いながら、訴えていくことを決めた。根底にあるのは「反核」。自身の体験を後世に知らせ、核兵器廃絶を強く訴える。いつでも書いてもらえるよう、カバンの中に署名用紙を欠かさない。

 ○…助産師になりたいと看護学校を卒業し、町田市民病院などに勤務。定年後も昨年まで近隣の病院で看護師として働いたが、コロナ禍で、感染してはいけないと辞めざるを得なかった。「寂しいね。これまで多くの赤ちゃんを取りあげてきたし、人の役に立てることが楽しかったから」

 ○…小・中学校での講演も増え、リモート講演もお手のもの。昨年はTVの企画で、被爆3世の女優・綾瀬はるかと7年ぶりにリモートで会話した。「はるかちゃんのお産も手伝うよ、なんて話したりしてね」。普段からスマホでラインをしたり、愛用のオートバイで近所のスーパーに出かけたり。好きな洋裁をさらに極めようと、プロになるための洋裁学校に通ったりと忙しくしている。

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