2011年の年頭を飾る企画として、本紙では石阪丈一町田市長に新春のインタビューを行った。石阪市長は、市民サービスの充実をさらに推し進められるよう全力で取り組みたいと語った。(聞き手/本紙・座間政彦)
―本日はお忙しい中ありがとうございます。早速ですが、昨年を振り返っての感想をお願いします
市長・2期目に入り、落ち着いて仕事ができるようになったと感じています。昨年はこれまでやってきたことが成果として表れてきました。待機児童の減少、特別養護老人ホームの増床、市内全ての公立学校での耐震化工事の完成など市民サービスが目に見える様になり、私にとっては手応えのある、市民の皆さんにとっても実感ができる年になったのではないでしょうか。
―昨年は28年ぶりに交付団体となりましたが
市長・生活保護対象が10年前の2倍となり、国民健康保険など負担が増えている。財政的には厳しいが、市民病院の経営は良くなってきて、収益も上がった。医療・子ども・高齢者などへの事業も進んでいる。
―今年の主な施策を教えて下さい
市長・まず、小中学校でのエアコン化をスタートさせたい。また、引き続き特養ホームの増床、待機児童の解消など進めていきたい。またコンビニエンスストアでの証明書発行や鶴川駅前の公共施設着工など、市民生活に直結するものを実現していく。市民サービスの一環として、4月から土日夜間(11時まで)を問わず、市役所への電話での問合せに対応できるサービスを開始する。現在時間外ではテープでの説明だが、4月から役所に電話すれば、いつでも対応することは大きな市民サービスになると思う。
―スポーツへの施策も教えて下さい。
市長・Jリーグ昇格を目指すFC町田ゼルビアの件は、Jリーグと話し合いをしている状況で、確実にスタジアム基準をクリアできる計画を3月議会に提出する予定。また他にも、2月にはスポーツアワードを実施し、様々な分野で活躍している市民を応援したいと思う。市民の皆さんの力を借りて、スポーツ振興を進めたい。
―最後に市民の皆さんに向けメッセージを
市長・一年の計は元旦にあり。市民の皆さんは目標を立てて、達成するためにがんばってほしい。それが活力の源になるはず。「1年後に○○」という希望を持ってもらいたい。一年後、目標を達成できていることを祈ります。市民の皆さんにとって良い年でありますように。
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