(社)町田青年会議所の新理事長に就任した 新井 克尚さん 玉川学園在住 38歳
交流を通して愛すべき地域へ
○…「よりよい地域を創るために、もっとほかの団体と一緒に活動しないと」。ほかの人たちがどのような思いでどんな活動をしてきたかを知ることは、自分たちの活動もアピールでき、相乗効果になるという。「別々のことをするより、もっと面白いことができるはず」と幅広い活動と交流を目指す。新体制でスタートする今期、「素晴らしいメンバーが揃っているので楽しみです」と目を輝かせる。
○…2002年に町田青年会議所に入会。その3年前に、同会議所のイベントに参加し「こんなすごい団体があるんだ」と驚き、町田市議会議員になった年に改めて仲間入りした。この10年間、町田のみならず、東京、日本、世界の人たちと交流し「刺激をもらい、成長できた」と振り返る。経営者が多く集まることから、「モノの見方、考え方を教わった。自分の仕事・生活だけでなく、『社会の一員』として何をすればいいか」という考えを知り、「そういう考えで研鑽しながら生活している人は会社も良いし、人として磨かれている」と感じた。
○…「政治家」というものにあまり興味はなかった。ある時、駅前で演説が行われていた。通り過ぎようとすると声を掛けられる。久しぶりに会う友人で、一緒に手伝った。その時、「自ら行動する姿勢にとても共感した。世の中を『おかしい』と思うだけでは、何も変わらない。自ら動かなければ」と刺激を受け、政治家の道へ進む。「あの時、友だちから声を掛けられなければ、今の自分はなかった」という。
○…メンバー68人でスタートする。忙しい毎日で、「趣味は青年会議所の活動かな」と笑う。自分たちの町を愛してほしいし、愛される街づくりを目指す。「落書きが放置されている場所があります。これは『無関心』だから放置される。住み良い愛すべき地域づくりができる環境をメンバーと、多くの組織との交流を通して一緒に創りたい」
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