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町田版 公開:2013年6月13日 エリアトップへ

南第一小 140年の歴史祝う 歴代の校長らも参加

公開:2013年6月13日

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大正15年頃のかやぶき屋根の校舎
大正15年頃のかやぶき屋根の校舎

 町田市立南第一小学校(鶴間)は5月28日、創立140周年を迎えた。これを記念して同小体育館で6月8日、記念式典を開催。市内で最も歴史のある小学校の1つで、今年140周年を迎える小学校は4校あり、中でも最も早い式典開催となった。

 同小の歴史は古く、明治時代にさかのぼる。1873(明治6)年、東雲寺内に『開曚学舎』として開設。その翌年には寺院の火災によって現在の場所へ校舎を移転した。当時はかやぶき屋根の木造校舎だった。その後幾度か校名を変更し、1958(昭和33)年に現在の校名へ。1979(昭和54)年には中央校舎が完成し、現在の校舎の形となった。

 当日の式典では児童が同小の歴史を振り返りながら次代の学校づくりを担う決意を大きな声で読み上げたほか、合唱と合奏を披露。

 同小の佐野友隆校長は120年前に原型が完成したという校章の由来について「質実剛健、公明正大」であると説明。6年生に向けて「140回目の最高学年として、良い学校にしていってほしい」と期待を込めて締めくくった。 

 また、中央校舎の建設当時に第24代校長を務めていた柴和紀さん(87歳)は、建設のための土地の拡幅、改修工事などには地域住民をはじめ、保護者や行政など「地域の協力があって(今の校舎が)できた」と振り返った。そんな地域で協力し合う姿は「南第一小の伝統」と話していた。
 

校章について説明する佐野校長
校章について説明する佐野校長

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