(一財)町田市文化・国際交流財団の理事長に就任した 高橋 豊さん 木曽西在住 66歳
人一倍の好奇心が原動力
○…一般財団法人町田市文化・国際交流財団の理事長に、6月29日に承認され、就任。「町田の文化をしっかり支えていくこと、そして次のステップにつながるよう幅広い年齢層の市民に支持される事業を行っていきたい」。新たな日常を守りながら市民の文化活動を応援していく決意だ。そして、もう一つの柱である国際交流の分野では「世界に羽ばたくこれからの子どもたちのためにも、しっかりとした交流の場をつくっていきたい」と力を込めた。
○…昭島市で中学2年まで育ち、大学卒業後に町田市へ。子どものころから音楽とスポーツを続けてきた。中学、高校はバスケットボール部。グループサウンズが流行っていた影響で中学時代には友人と一緒にギターを弾いた。進学した法政大学でマンドリンクラブに入り、コントラバスを担当。今も歴史ある楽団で活動を続けている。「もともと人一倍好奇心がある方。いろいろなものに興味を持つんですね」
○…家族は妻と独立して家を離れた2人の娘。1歳になる可愛い孫もいるが、市と財団の仕事、趣味の楽団と一日家にいることがないほど忙しい毎日を送る。精力的に動ける原動力が好奇心であり、思考の切り替え上手なところだ。「実は結構いい加減だったりするんです」と笑うが、周囲からの人物評価は高い。
○…理事長就任は自身にとって新たな分野への挑戦でもある。就任した今は、状況を知ることから始めたい。自分の性格を「良くも悪くも諦めが悪い」と分析。壁が高いほどモチベーションが上がり、何とかできないかと考え抜く。手始めに行いたいことが風通しの良い環境づくり。「職員がいきいきとすれば、企画やアイデアが次々に飛び出し、そこから新しいものがきっと生まれる」
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