県政報告 盲ろう者支援センターがオープン 公明党 神奈川県議会議員 谷口かずふみ
「私たちの悲願がカタチとなり、本当にうれしい」―。「神奈川盲ろう者ゆりの会」前会長の三田幸司さん=写真右=は、神奈川県が横浜市に開設した「神奈川県盲ろう者支援センター」の看板の前で喜びを語ってくれました。
盲ろう者支援センターは、視覚と聴覚の両方に障がいのある盲ろう者専用の相談窓口です。このほど横浜市と藤沢市の2カ所にオープン。盲ろう者専門の支援センターが設置されたのは都道府県で4番目となります。
介助員の派遣、養成研修も
盲ろう者支援センターでは、専門の相談員を配置し、盲ろう者や家族、関係者からの相談を直接聞きます(予約制)。また、電話やメール、FAXでの相談も受付けます。この他、盲ろう者の通訳などを行う介助員の無料派遣や介助者を養成する研修も実施します。開所時間は火〜金曜日の午前9時〜11時と、午後1時〜3時(藤沢市のセンターは土曜も開所)。【電話】・【FAX】0466・90・5727【メール】moro-sodan@kanagawa-wad.jp
連携プレー
支援センターの設置は「神奈川盲ろう者ゆりの会」の要望を受け、公明党県議団が連携プレーで推進してきました。
2018年3月の予算委員会で、まず私が黒岩祐治知事に、専門の相談窓口設置を迫りました。知事は「盲ろう者専用の支援窓口が少しでも早く設置できるよう、体制を整備していく」と答弁。その後、同年6月の本会議で、盲ろう者支援センターの設置に向け、まず専用相談窓口を開設するとし、同年9月の本会議で、支援センターを「2019年度のできるだけ早い時期に開設したい」と明言していました。
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