「二十歳の祝典実行委員会」の委員長を務める 阿久津 良樹(はるき)さん 林間在住 20歳
「とことん精神」で切り開く
○…新成人の門出を祝う「二十歳の祝典」が、通常開催されると決まりうれしさがこみ上げた。「2年前は分散開催で、出席した従兄が『再会が果たせなかった友達もいた』と残念がっていて。来年1月の祝典は最大限に盛り上げたい」と言葉に力がこもる。コロナ禍の高校時代、修学旅行や文化祭が相次ぎ中止に。「青春のやり残しはもうしたくない」。そんな世代の声を代弁し、祝典の準備に奔走する。
○…林間に3人兄弟の長男として生まれた。幼少のころから活発な性格で、運動が大好きだった。小学生の時は軟式野球、鶴間中学校では軟式テニス部に所属し、部長を任された。「市大会で準優勝したことは今でも良い思い出」となつかしむ。座間総合高校に進学すると、3年生の体育祭で応援団長を務めるなど、リーダーシップを発揮。現在は駒沢大学の法学部に学び、公務員を目指している。
○…モットーは「やるからには、とことんの精神で」。二十歳の祝典実行委員会の委員長に手を挙げたのも、そんな考えが根底にあるからだ。「一生に一度の祝典。とことんチャレンジしてみよう」と実行委員会の舵取りを担い5カ月余り。祝典のテーマは「飛翔」とした。「皆が笑顔で再会し、コロナ禍を乗り越え、明るい未来に進むことを誓う一日にしたい」と意気込んでいる。
○…趣味はツーリング。市内にある喫茶店のアルバイトで3年かけて貯金をし、今年の夏にオートバイを購入した。「湘南の海岸線を愛車で走ると風が気持ちよくて」と語る表情はさわやかだ。将来の夢を尋ねると、「いつか一軒家を購入して、あたたかい家庭を築きたい」とにっこり。これからも持ち前の「とことん」精神で、未来を切り開いていく。
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