5月25日・26日に開催された「関東ソフトテニス選手権大会」で優勝した 宮崎 敏行さん 下鶴間在住 77歳
勝敗に執着せず楽しむ
○…軟式テニスのペアで後衛を務める。このほど開催された関東大会では、各都県から出場した20組の猛者たちの中を勝ち抜き優勝を果たした。また4月の県大会でも2年連続の優勝を果たすなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで入賞を重ねている。7月には「東日本ソフトテニス選手権大会」への出場を予定しており、「ペアとしての練度を高めていく。気負わずいつも通りのプレーができたら」と意気込んでいる。
○…兵庫県西宮市で生まれた。ソフトテニスを始めたのは、中学生の頃。所属する部活動に悩んでいた時、父親から勧められたのがきっかけだった。初めて試合に出場したのは、2年生の春。「ペアを組んだ先輩に引っ張ってもらい、市の大会でベスト8まで勝ち進めた」と笑顔。高校入学以降、テニスへの情熱は一層強くなったという。3年生の頃にはインターハイに出場し、ベスト8まで登りつめた。
○…大学にはスポーツ推薦で入学し、ボールを打ち続ける日々を過ごした。「4年間の思い出は、テニスの練習ばかり」と当時を懐かしむ。卒業後は営業の仕事に勤しみ、テニスとは疎遠になった。再び始めたのは、45歳の時。「健康のために」と始め、市内在住者を中心に構成される「大和庭友会」の会長から誘いを受け、入会に至った。現在は同会の活動を含め、週4回の練習に励んでいる。
○…34歳の時、転勤をきっかけに大和市へ移住した。「都市部へのアクセスも良く、のどかで好きな場所。自分に合っている」と地域愛を語る。現在は妻との二人暮らし。近所に住む娘と2人の孫とは頻繁に会い、食事を共にしている。家族の応援を受けながら「今後も勝ち負けによらず、楽しくテニスができたら」と笑みを浮かべた。
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