第6回 感孚風動 井上 貴雄
今年は、統一地方選挙の年です。県議会議員選挙を皮切りに、市長選挙、市議会議員選挙と続きます。
昨年暮れの時点で、県議選は定数の約2倍、市議選は約2倍弱の候補予定者の名前が挙がっているようです。市長選は、ここ20年の間にあった選挙で2期目の現職に対して対抗となる候補は出ませんでしたが、今回は、既に立候補を表明した方がいます。
いつも選挙に関して書かせていただく時に主張していることが、有権者に届かないのが残念です。
それは、候補者を良く見定め、議員であれば、私たちの代表としてきちんと県や市へ私たち市民の声を伝えてくれるか、市長であれば、本当に市民にとって良い行政を行うリーダーとして、職員が尊敬できる人物かを考えなければいけないと言うことです。
近年、政治家ではなく、政治屋のような候補者が日本各地で当選していますが、大和市はどうでしょう?政策や公約は心地よい響きの物を並べ、選挙目当ての活動をしている者がいるのは、冷静に見ている有権者ならば気付いているはずです。
24年前、市を二分する選挙があって以来、常に大きな選挙ほどそれを引きずったような形で来ていますが、政策論争を派手にやるも良し、互いの粗さがしをするも良し、しかし、結果が出たら、批判しあったりせずに、力を合わせて良い政治を行って欲しいと願います。
国政も選挙はないにしても、内閣の改造、連立と賑やかになる年だと思います。我々住民は、本物を見分ける事が必要だと思います。
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