使った油でリサイクル 吉田島総合高でエコ活動
開成町の吉田島総合高校で、文化祭で回収した食用油を精製しスピードスプレーヤー(薬剤散布用機械)への再利用を行っている。
同校では、昨年11月に行われた文化祭の模擬店で生徒たちが利用した食用油を回収。小田原衛生グループの協力のもと、BDF(バイオディーゼル燃料)として精製し、約40リットルの燃料に生まれ変わった。BDFは校内や松田山で管理されている果樹園の作業用トラクターなどに給油され、今年の春頃まで使用される予定。
園芸科学科で果樹部部長の櫻井玲奈さん(3年)は「オイルだけでなく身近なものもリサイクルしていければ」と話した。
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