松田町の中澤酒造(鍵和田茂社長)に12月20日、新酒の完成を告げる縁起物の「杉玉」が吊るされた。
杉玉は杉の葉を束ねて球状にしたもの。酒林とも呼ばれ、造り酒屋では初搾りにあわせて新しいものに交換して新酒ができたことを知らせる目印としている。同酒造では社長の知人の有川格さん(64)が7年前からボランティアで杉玉を作り、この時期に届けている。
今年の杉玉は寄地区の真竹で籠を編み、松田山の杉の葉を差し込んで作った直径約60cm、重さ約40kgのもの。同酒造では「最近では杉玉の写真を撮りに来る人もいる。今年の新酒は米の甘みが感じられる良いものが仕上がった」と話している。
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