戦時中の体験に傾聴 湘光中で修学旅行の事前学習
大井町の湘光中学校(石田浩二校長)で6月11日、「戦争等体験講演会」が行われた。
この取り組みは同校の3年生が修学旅行で広島を訪れる前の事前学習として、3年生198人が参加し、(財)神奈川県遺族会の小島康次氏(大磯町在住)を講師に招いて開催された。
講演会では戦争当時、戦車第3師団の整備隊員として北京や南京へ出兵し、若い兵の教育などをした経験を持つ、小島氏の体験を当時の時代背景などを交えながら約40分間にわたって話した。「戦争によって人権は軽視される。絶対に戦争は起こしてはいけない」と語る小島氏の話に生徒たちは熱心に耳を傾けていた。
講演会を終えると、代表の生徒から小島氏へ「貴重なお話をありがとうございました。今回のお話を広島への修学旅行につなげたいと思います。現代に生きる自分たちがいかに恵まれているか、もう一度考えたいと思います」と、お礼の言葉が贈られた。
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