松田小学校(山口喜彦校長、児童数483人)で11月30日、「子どもたちの命を危険から守ろう」をテーマに緊急災害時の対応や不審者対応訓練などを学ぶPTA事業が、全校児童を対象に実施された。
これは子どもたちの防災や防犯に対する意識を高めることで、災害時などに慌てず対応できるようにと、同校PTA(山岸秀治会長)が初めて企画したもの。
当日は松田署と足柄消防組合の職員を講師に招き、1・2年生は防犯DVDの視聴やロールプレイなどによる不審者対応訓練、3・4年生は身近なものを使った簡単な応急手当、5・6年生はダミー人形やAEDを使った心肺蘇生法などをそれぞれ学んだ。また3年生以上は防災スライドも視聴し、消防職員が見てきた被災地の姿や県西部で想定されている自然災害の話、災害時の避難や対応方法などについて真剣に聞き入っていた。山岸会長は「昨今の軽犯罪の増加や震災の発生などを受けて、日頃の意識や訓練が大切と思い企画した。子どもたちには今日おぼえたことを記憶の片隅にでも残しておいて、いざという時に役立ててもらいたい」と話している。
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