開成町の文命中学校体育館で2月20日、3年生146人を対象にAED(自動体外式除細動器)の使用法などを学ぶ救命基礎講習会が初めて実施された。
3月の卒業を前に、心肺蘇生法などの応急手当の正しい知識を身につけてもらおうと行われたこの講習会。町の防災安全専門員や消防団員らが講師となり、ダミー人形を使った人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使用法等を生徒全員が体験した。3年生の学年主任を務める北村幸一郎教諭は「応急手当の知識は生徒たちにも必要なもの。いざという時に対応できる良い経験になれば」と話している。
開成町では応急手当の正しい知識と技術を学んでもらおうと、2011年度から町民等を対象に独自の救命講習を開講し、受講者に修了証を発行している。この日は、受講した生徒全員に名前入りの救命基礎講習修了証が手渡された。
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