中学硬式野球チーム・西相模ヤングベースボールクラブ(以下西相模/田中淳一監督)が5月に行われたヤングリーグ東京大会に初出場し、準優勝に輝いた。
西相模は2011年に創設。小田原にクラブ事務所を構え、県西地域を中心に23人が所属している。久野颯大君(2年)、月村元君、竹内孝介君、高橋翔茉君(1年)が南足柄市出身だ。
東京大会には、東日本のリーグ加盟21チームが参加。西相模は初戦、2回戦と接戦をものにし、勝ち上がった。準決勝では茨城の取手ファイトクラブと対戦。延長戦の末サヨナラ勝ちを収め、決勝へ進んだ。
埼玉SPベースボールクラブとの決勝戦は初回、大瀧悠馬主将(3年)の二塁打を皮切りに2点を先制するなど序盤で4点のリードを奪った。先発には「今大会で投げていない選手を」という田中監督の起用で月村君が登板。立ち上がりを0点に抑え、期待に応えた。
試合はその後追加点を奪えず、逆に徐々に追い上げられる展開に。最終回で同点とされると、延長でも決着がつかず1死満塁からのタイブレークに持ち込まれた。3点を勝ち越され迎えた9回裏、先頭打者がスクイズするが結果は併殺。あっけない幕切れで4対7と敗れ、初の栄冠を逃した。
「あと一歩の所で悔しい。自分たちの練習が足りなかった」と振り返った大瀧主将。田中監督は「経験の差」と敗因を分析するも「一生懸命練習する姿を野球の神様が見ていたのか、準優勝できた」と選手をねぎらった。
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