天然温泉のバラ風呂 高齢者福祉施設でお目見え
山北町の高齢者福祉施設、バーデンライフ山北(湯川静恵施設長)の浴槽が5月24日、「バラ風呂」となり利用者らは普段と違う季節の湯を楽しんだ。
同施設を運営するのは、社会福祉法人静友会(本部=山北町中川)。静友会は山北町の中川温泉の旅館が前身。自家源泉を持っていることから、同会が運営するバーデンライフグループの各福祉施設に温泉の湯を毎日運んでいる。バラ風呂は昨年に続き2回目。
「バラの花びらが浮かぶ中での入浴はぜいたくな気分になる、きれいになる感じがすると利用者様に好評ですね」と話すのは湯川静恵施設長。1回の入浴に50個以上の花を浮かべるという。
このバラを育てているのが、静友会の会長、湯川嘉幸さんと、理事長の湯川正子さん夫妻。西丹沢の山々が目の前に広がる中川の自宅には、アーチに絡まるピンク色の大輪のバラなどが色とりどりに咲き誇る。嘉幸さんは「バラの栽培は5年ほど前から。年々、花が増えるのを見た職員からの提案を受け、クレオパトラの風呂をイメージしました」と説明する。早朝に摘んだバラの花は、バーデンライフ中川、バーデンライフ伊勢原にも届けられる。「わたしたちは大きな家族。みんなに喜んでもらえるのが何よりも嬉しい」
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