相洋高 古谷君が高校3冠を達成 陸上競技 110m障害
相洋高校陸上部(銭谷満顧問)の古谷拓夢君(2年=写真)が、10月7日に行われた国民体育大会の陸上競技少年男子A110m障害で、大会タイ記録の14秒03をマークし、優勝した。同18日に行われた日本ユース陸上競技選手権大会でも同種目で優勝し、インターハイ(IH)・国体と合わせ「高校3冠」を達成した。
IH王者として臨んだ国体は、夏の疲労が蓄積していたが「レースに合わせうまく調整できた」と振り返る。決勝では、セットから号砲までの“間”にタイミングが合わず、スタートで出遅れた。だが「焦らず、落ち着こう」と冷静な走りで、徐々に他を抜き去り、最後は独走でゴール。「13秒台を出したかったがまずは優勝できてほっとした」と笑顔を見せ、銭谷顧問も「コンディションは良くなかったが、王者のプライドで勝ってくれた」と労った。
日本ユースは通常より7cm低いハードルでのレース。予選・準決勝と走る中で高さに対応し、決勝では13秒80の大会タイ記録を叩き出す貫禄勝ちだった。
高校3冠を達成するも「現状に満足せず、常に課題を持って練習したい」と謙虚な姿勢を見せる古谷君。視線は既に“連覇”に向いている。
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