大井高が創立30周年 PTAが木製の下駄箱を寄贈
県立大井高校(奥津泉校長)が創立30周年を迎え、10月25日に松田町民文化センターで記念式典が行われた。奥津校長は「地域に根付き、生徒一人ひとりが教養と人間力を身につけられる環境づくりに苦心しての30周年」とあいさつした。
30周年を記念し、同校PTA(近内敦会長)から木製の下駄箱800人分が贈られた。下駄箱は、東海大学の学生による設計とデザイン。小田原地区木材業協同組合の若手団体・小田原林青会が中心となって約3カ月で製作。材料には県西産の杉や檜などが使われた。記念式典では製作工程が映像で紹介され、生徒たちは、木材の伐採や下駄箱の組立ての様子に見入った。
11月の下校時、下駄箱の扉を閉じた高橋秀明君(2年)は「木の良い香りが漂い、昇降口が明るくなった。100周年を迎えるまで、大切に使いたい」と話した。
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