大井町の上大井自治会館で1月26日、チームあしがら(高橋純子代表)主催の「J―DAG講習会」が開かれ、近隣市町から参加した約30人が震災発生時の行動や対応等について、ゲームを通じて検証した。
「J―DAG」(Just Disaster Action Game)は、震災発生直後の1時間にどのように行動するかを、無線機やカードを使って疑似体験しながら学ぶゲーム。「防災塾だるま」理事の片山晋さん(横浜市在住)が考案したもので、近年、横浜市内の自治会や自主防災組織の研修に採用されるなど注目されている。
この日は片山さんを講師に招き、大井町防災まちづくりの会(高橋恒清会長)をはじめ、県や近隣市町の防災担当課職員、警察、地元自治会などから参加者があった。参加者は5つのテーブルに分かれてゲームをスタート。指定された時間にカードを開くと現れる「火災発生」などのトラブルに、その都度対応策を話し合いながら協力してあたった。高橋代表は「実践的な内容なので、災害時の行動や必要なものを気づくことができる。参加者には今日気づいたことを家族や周囲に広めてほしい」と話している。
=関連に人物風土記
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