OBが記念誌を刊行 山北高陸上部100人が寄稿
日本陸上界に逸材を輩出した山北高校陸上競技部の歴史をまとめた記念誌「70年の歩み」がこのほど、元顧問らによって刊行された。3月15日(土)には発刊記念の祝賀会も開かれる。
同校の陸上部は1950年の男女共学制導入を機に創部。これまで500人以上の部員を輩出している。
81年には当時2年生だった磯崎公美さん(山北高――ナイキジャパン)が日本選手権女子100・200メートルで優勝、翌82年には200メートルで連覇し、インターハイでも総合優勝するなど脚光を浴びた。
2012年11月の学校創立70周年の記念式典に参加した元陸上部顧問(74〜88)の吉田信男さん(67)が、卒業生で元校長(07〜09)の井上孝一さん(65)、吉田さんから指導を受けた現役顧問の熊澤実さん(56)の協力を得て、今年の卒業生を含む約100人の寄稿を中心に大会結果などを一冊にまとめた。
吉田さんは「卒業生からの寄稿から高校時代の真剣さが伝わり、読みながら涙も出てきた」と編集作業を振り返る。09年から顧問を務める熊澤教諭は「気持ちが引き締まる想い。現役の部員達にも見てもらい、先輩たちの想いを感じてもらいたい」と話している。
3月15日(土)の祝賀会では同校陸上部OB会の設立総会も併せて開かれる。記念誌はA4版116ページ。
記念誌などの問い合わせは熊澤顧問/【携帯電話】090・1601・0994へ。
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