足柄上医師会の元副会長で、おおり医院院長の大利昌久氏(72)=山北町山北=が9日、「2014年度神奈川県救急医療功労者表彰」を受賞した。「救急の日」の9日に横浜市内で開かれた表彰式に出席した。
救急医療の功労者表彰は、1982年に「救急の日」(9月9日)が制定されたことを受けて知事表彰として設けられ、今年で32回目。地域の医師会が推薦して県が選考する。今年は大利氏のほか5団体、6個人が受賞した。
大利氏は1968年、長崎大学医学部卒。国内有数の熱帯医学専門医で医学博士。79年から3年間、外務省の医務官としてケニアに常駐して以来、東アフリカ諸国の在留邦人の救急医療に従事している。
2001年から2003年まで足柄上医師会で副会長を務めた。在任中は休日救急診療所の開設に尽力し、28年間にわたり夜間・休日・祝日の救急担当を担っている。
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