統一地方選挙後半（４月26日投開票）で実施される南足柄市、山北町、開成町の議会議員選挙の動向を取材した。
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■南足柄市（定数16）…現職10人が改選の意向を示し、４人が態度を保留。服部俊作氏（70）＝４期＝と菅原ヒロミ氏（67）＝３期・公明＝の２人は引退の意向を固めた。
新人は６人が出馬の意向を固めた。店舗経営の高木吉勝氏（63）が自民党推薦、会社員の臼井忠欣氏（56）は公明党公認、社会福祉法人理事長の安藤進氏（61）、元会社員の池田真一氏（55）、農業の鈴木克彦氏（67）、飲食店経営の和田洋一氏（59）が無所属で立候補する予定。ほかに元職１人が準備を進めている。
現職10人と新人６人、元職１人の計17人に、現新あわせて２〜４人増える見通し。前回は定数16に対し18人が立候補した。
前回投票率は65・７４％。12月２日現在の選挙人名簿登録者数は３万６０１２人（男１万７６４０人、女１万８３７２人）。
■山北町（定数14）…現職の岩本章治氏（75）＝５期＝が今季限りでの引退を表明しているほか、現職13人が再選を目指す見通し。
新人は、医療福祉生協支部役員の庄野京子氏（70）が共産党公認で立候補するほか、ＮＰＯ法人理事長の井上正文氏（70）と会社員の児玉洋一氏（41）が無所属で名乗りを上げている。
前回は15人が立候補。今回は現職13人と新人３人の計16人で議席を争う構図だが、今後、現職の引退が増える可能性もある。
同議会は昨年12月の定例会で定数削減を求める議員提案を賛成少数で否決し、現行の定数14を維持して４月に改選する。
前回投票率は78・４２％。12月２日の選挙人名簿登録者数は９７８５人（男４７３３人、女５０５２人）。
■開成町（定数12）…現職10人が出馬を予定。井上宜久氏（74）＝３期＝と鈴木庄市氏（75）＝２期＝は引退の意向を固めた。
新人は元教師の井上三史氏（63）と歯科技工士の星野洋一氏（57）が無所属で出馬する意向を固めたほか自営業男性も検討している。現時点では現職10人と新人２人の計12人で、無投票の可能性もある。
13人が立候補した前回の投票率は68・３５％。昨年12月２日の選挙人名簿登録者数は１万３１５６人（男６４４２人、女６７１４人）。
＝１月21日起稿
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