旧足柄消防組合の元消防長、須谷美實さん(64)=南足柄市飯沢=の瑞宝双光章受章を祝う会が3月7日、いこいの村足柄で開かれた。消防記念日に開かれた祝賀会には、足柄上地域の首長や県議、市議、消防関係者ら119人が出席した。
須谷氏は1969年に南足柄町役場に入庁。88年に消防大学校を卒業し、市役所を退職した08年から11年まで足柄消防組合消防長を務めるなど、長年にわたる消防行政への貢献と地域防災への尽力が高く評価され、64歳での受章となった。
あいさつに立った須谷氏は「今回の受章は私個人がいただいたものではなく、ご指導いただいた多くの方々への栄誉と受け止め、謹んでお受けいたしました。現在、南足柄市で進めている『ゲリラ豪雨予測警報システム』の運用実現を自分の使命と考え、努力を続けていきたい」と述べた。
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