■大野山開き
大型連休初日の4月29日、大野山山頂で山開き式があり、地元関係者や登山客ら3500人が集まった。
式典ではハイカーの安全を祈願する神事が執り行われ、山北町観光協会の清水正己会長や湯川町長、地元や県関係者らが出席した。
式典で清水会長は「来年3月に県大野山牧場が閉鎖され年内に牛がいなくなる。牛はいなくても山頂からの眺望は未来永劫ある。5月末の西丹沢山開き、7月の洒水の滝祭り、8月の丹沢湖花火大会など何度も町を訪れて」と呼び掛けた。
あいさつした松田警察署の山口康博署長は「西丹沢を含め昨年1年間で山岳救助隊が出動する事故が32件あり1人が死亡した。今年も8件の出動があり2人が死亡している。安全に留意し、登山時には駅などで登山計画書を提出してほしい」と呼びかけた。
■ぼたん祭り
松田町の曹洞宗、延命寺(林俊英住職)で29日、ぼたん祭りが開催された。
境内の牡丹は1週間ほど早く見ごろを迎えたが、大きな茶器で抹茶を頂く大茶盛会や本堂の花天井も公開され賑わいを見せた。
花天井=写真下=はクスノキの板に岩石の塗料で描かれた牡丹の絵が埋め尽くされ、その枚数は189枚に及ぶ。
延命寺は1472年の創建。1997年に檀家役員の総意で牡丹の植樹が始まった。1月18日の観音例祭、8月9日の四万八千日祭とぼたん祭りが三大祭。
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