今年8月に「オール松田おもてなし宣言」を発表した松田町役場が、ふるさと納税の返礼品をリニューアルし、話題づくりに乗り出した。その目玉はなんと「ヘリコプターで空中散歩」。
町では、ふるさと納税制度を利用して町へ寄付した人に2012年から返礼品を用意。12年度には115万円の寄付があったが13年度は111万円、14年度は63万円まで落ち込むなどマンネリ化に陥っていた。
こうしたなか町議らの指摘を受けて返礼品の見直しに着手した町は、今年7月からソフトバンクグループの(株)さとふる(藤井宏明社長・東京都中央区)が運営しネット決済で寄付申し込みができる、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」と契約しPRを強化した。町によるとその結果、7月17日から9月13日までの約2カ月で、ふるさと納税の申し込み額が221万円に急増した。
7月以降の返礼品は、従来の足柄茶やオリジナル芋焼酎、日本酒などに加え新たに、みかん収穫丸ごと1本、コニファー、ソメイヨシノや河津桜の苗木、さらに地ビールや磁器の急須、さらにニジマス1・5kg放流付の1日釣り券やつかみ取り券、足柄牛や足柄牛カレー、ハーブ詰め合わせ、サクラマスの燻製なども返礼品リストに加えた。
そうしたなか9月4日には満を持して、足柄平野上空や横浜、東京を周遊する「ヘリコプターの空中散歩」を追加。寄付額30万円以上では「松田発の鎌倉コース」と「東京発の東京コース」、50万円以上では両コースが食事付になる。
返礼品の一覧はふるさと納税ポータルサイト「さとふる」の松田町ページ(さとふる、松田町で検索)で閲覧できる。同サイトは南足柄市も利用している。
足柄版のローカルニュース最新6件
|
|
催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
|
|
|