昨年7月から閉館している小田原城天守閣は、2月から足場が外れはじめた=写真左。5月1日(日)のリニューアルオープンまで残すところあと56日、急ピッチで工事が進んでいる。
1960(昭和35)年5月、廃城以来90年ぶりに復興した現在の天守閣は、3重4階の鉄筋コンクリート造り。今回は、築56年を迎えるにあたり、来館者の安全確保を目的とした耐震改修とともに、空調設備の整備や展示品のリニューアルを実施する。
最上階には、武家の守護神・摩利支天像を安置する空間を部分的に再現。江戸時代の史実に基づき、小田原の木材を使い、地元の職人が工事に携わっている。2月いっぱいで大工工事が終了し、現在は土壁や漆喰を塗る左官工事へと移った。
足場は、天守閣入口の付櫓を除き3月中にすべて外れる予定だ。内装も4月上旬には作業を終え、新生・小田原城のお目見えを待つ。
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