2月12日に県統計センターが発表した国勢調査の結果速報で、開成町の人口増加率が県内市町村トップの4・0%増だったことが分かった。人口は1万7021人で初めて1万7千人を突破した。
社会保障・人口問題研究所の地域別将来人口(2013年3月推計)は、開成町の人口が2020(平成32)年の1万6843人をピークに減少するとしたが、この推計を2015年で大きく上回る結果となった。町は「長年にわたる街づくりの成果が数字に表れた」としている。
速報によると、神奈川県の人口は912万7323人(対前回0・9%増)で前回より微増したが、過去最低の伸び率だった。
開成町を除く県西地域2市8町は、箱根町の15・4%減が県内最大の減少率だった。次いで真鶴町10・6%、山北町8・8%、湯河原町6・7%、大井町5・2%、松田町4・4%、中井町3・3%といずれも減少した。
合併を含む2市協議の準備を進める小田原市は2・1%、南足柄市も1・6%でいずれも減となった。
総務省が2月26日に発表した国勢調査人口速報集計結果では、全国の人口は1億2711万人で、1920(大正9)年の調査開始以来、初めて日本の総人口が減少に転じたことが分かった。これにより政府の人口減少対策がさらに加速することになりそうだ。
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