大井町を拠点に子どもの読書活動をサポートする「紙芝居ドリーム」(寺下かつ子代表)がこのほど、「平成28年度子どもの読書活動優秀実践団体」に選ばれ、4月23日に文部科学大臣表彰を受賞した。
「紙芝居ドリーム」は、大井町が1992(平成4)年に図書館事業の一環として町が募集した、おはなし会のボランティアグループが活動の始まり。紙芝居を中心とした読み聞かせ活動に取り組み、今年で24年を迎える。
メンバーは町内の主婦10人。発足当初からは寺下代表を含む5人、子どもと読み聞かせに通い、子育てを終えた母親も加わっている。
毎月第4・5土曜日に大井町図書館で活動し、町内の保育園や小学校、学童保育所、福祉施設などにも足を運びパネルシアターなども披露。昨年度は湘光中の生徒と協働でイベントを開くなど、町の教育行政に貢献している。
寺下代表は「昔からの物語には心を打つものが多い。親の感性で選んだ本を、親の声で読んであげてほしい。子どもはその親の感性を感じ、心豊かな人に成長するはず」と、読み聞かせの意義を説いている。
紙芝居ドリームは、7月30日(土)に大井町生涯学習センターで「夏のとくべつおはなし会」を開く。
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