新聞を作る部員たち
立花学園高校鉄道研究部員11人が、山北町の鉄道公園にあるＤ52型蒸気機関車について調査している。
昨秋、静態保存されていたＤ52を、約半世紀ぶりに動かす計画があると知った部員たち。「どういう形で動かすのか、またその歴史を地元の人に伝えたい」と、町役場を訪ねて取材を開始。整備を担当した元機関士らにインタビューを重ねた。堀井樹（たつき）部長（３年）は「資料が少なく、地域の人の記憶が頼り」と話す。
現在、模造紙２枚分の新聞が完成。今後は10月14日にある機関車のお披露目まで密着していきたいという。堀井部長は「新聞は高校の文化祭で発表するが、お披露目式でも何らかの形で関わりたい」と意気込んだ。
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