小田原市議会(武松忠議長)は6月28日、議会内に「県西地域の中心市のあり方に関する調査特別委員会」を設置した。7月13日現在、南足柄市議会では特別委員会設置の検討はしていない。
小田原市議会の調査特別委員会では、南足柄市との合併に関する検討や小田原市が中核市に移行する場合の影響、南足柄市をはじめ広域連携体制の構築など協議に関する諸問題について調査する。今村洋一氏(6期、公明党)が委員長、大村学氏(3期、政和)が副委員長に選ばれた。
小田原市の加藤憲一市長と南足柄市の加藤修平市長は今年2月に「(仮称)県西地域の中心市のあり方に関する2市協議会」を10月に設置すると表明。7月1日付広報で両市民に説明し7日からは解説チラシの配布を始めた。
協議会では、【1】合併方式や合併の時期、事務所位置、新市まちづくり計画の作成など、【2】2市で中核市に移行する場合の影響の確認、【3】合併後の周辺自治体との新たな広域連携制度の研究などを協議する。
協議会は両市長、議員、学識経験者、各分野の団体代表などで構成し、検討事項により小委員会を設置する。傘下には両副市長と広域行政事務の所管部・課長らでつくる「幹事会」を設け、さらに所管部長らによる15の「部会」と54の「分科会」を置く。
7月18日(祝)に小田原市民会館、8月13日(土)に南足柄市文化会館で、それぞれ学識者を招き、市民向け「中心市のあり方を考える講演会」を開催する。いずれも午後1時から。予約不要。
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