一般社団法人足柄歯科医師会(楢山義彦会長)が9月22日、松田町の寒田神社(薮田拓司宮司)で歯の供養祭を行った。
治療でやむを得ず抜いた歯の供養と、南足柄、大井、開成、中井、松田、山北に住む人の健康増進を願い1955年に始まり、毎年秋分の日に執り行っている。
歯科医師会の田村良三会長(当時)と寒田神社の薮田喜作宮司(当時)が歯科治療を通して交流があったことが縁で始まった。歯科医師会によると「全国に先駆けて始まった」といいい、1976年には境内に歯の供養碑を建てた。
この日は会員ら約40人が参加。楢山会長は「歯を供養すると共に地域の健康増進に努めたい」と話した。
福祉に60万円を寄付
供養祭に合わせて同会は各市町の社会福祉協議会に銀歯などの金属を換金した浄財10万円(計60万円)の寄付も続けている。
寒田神社は西暦315(仁徳3)年創建。平安中期の朝廷が認めた「延喜式内社」(全国2861社、相模国13社)のひとつ。
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