南足柄市のジオパー編入を市民に報告し今後の取り組みを盛り上げる「箱根ジオパークフェスタ2016in南足柄」が9月22日に同市文化会館で開かれ、編入審査で活躍したジオガイド20人を含む市民ら約80人が参加した。
9月9日に箱根ジオへの編入を決めた南足柄市には、世界的にも珍しい隆起でできた「矢倉岳」やプレート運動による伊豆半島の衝突を証明する「蛤沢(はまぐりさわ)」、箱根外輪山を水源とする「清左衛門地獄池」や箱根火山の噴火の痕跡を残す「夕日の滝」や「文命堤」、万葉のころから人々が往来した「足柄峠」や歴史ある「御嶽神社と矢佐芝石丁場」「大雄山最乗寺と杉林」の8カ所のジオサイトがあり、これらをガイドできるジオガイドが20人いる。
この日講演した日本ジオ委員会の専門家は「南足柄市の編入で世界的な価値が高まった。ジオガイドの活動が素晴らしい。ジオパーク認定を観光、教育、防災に活かした地域振興の取り組みに期待したい」と高く評価した。
ジオガイドの会の植田勇次会長は「今後はオリジナルツアーなども実施して地域を盛り上げていきたい」と話し、仲間たちとさらなる活躍を誓い合っていた。
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