松田町の酒匂川健楽ふれあい広場で2日、雑貨やアクセサリー、美容、健康、地域の特産品、ワークショップなど107店が出店し、広場の開放感を楽しむ「アシガラマルシェ」が初めて開催され、家族連れなどで賑わった。
松田ちょい呑みフェスティバルのボランティアで知り合った自営業の30代の男女が企画。松田町や松田町観光協会、足柄上商工会などが開催をサポートした。 約1万平方メートルある会場には当初の予定を上回る107店舗のテントが軒をつらねた。会場の西側には広場があり主催者が提唱した「おそとリビング」を満喫しようと、レジャーシートなどを広げてくつろぐ人も多くいた。
開成町にある古民家の蔵にしまわれていて、かつて米5俵分の輸送に使われていたスチール製のドラム缶7本と、磁石を付けた木端を持ち込み、遊び場を提供する人や、ヘッドセットを付けて携帯用のスピーカーで絵本の読み聞かせを始める女性も現れるなど子どもも大人も外遊びが満喫できる1日となった。
「足柄平野の山と空、川が見渡せる」と、この場所を会場に選んだ主催者の草柳加奈さん(35)は「課題や反省点もありますがけがや事故もなく終わり安心した。地域を盛り上げたい皆さんの気持ちが現れたマルシェができた。出店者や関係者の皆さんにも感謝したい」と話していた。
次回の開催は未定だが今後も足柄上地区を巡回して継続したい考え。当日は県の幹部や国会議員らも会場に足を運んでいた。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
足柄版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|