大井町柳在住の川口彪(たかし)さん(73)と和子さん(67)が作成した杉玉が23日、井上酒造の蔵開きに合わせ、酒造の軒先に吊るされた。
昔、杉玉は杜氏が作るが同酒造には杉玉を作る人がおらず、話を聞いた役場職員が、長年竹細工職人をしていた川口勝三さん(96)を紹介。竹細工作りを手伝っていた娘の和子さんが、古い杉玉を解体して手本にし、作成にあたった。和子さんは「昨年よりも10cmほど大きくなったが、年々上手にできるようになった」と話した。材料の竹と杉は町内の山で採取したもの。完成した杉玉は直径約80cm、重さ約40kgある。
杉玉は酒林とも呼ばれ、古くから日本酒の造り酒屋などで新酒ができたことを知らせるために軒先に吊るす習わしがある。
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