松田町が２月に実施した外国人によるモニターツアーの報告会が３月28日に松田町役場で開かれ、町民ら20人が参加した＝写真。
モニターツアーは１泊２日で行われ、公益財団法人かながわ国際交流財団（三浦市）が募った韓国、アメリカ、フランス、オランダ、ドイツの学生や社会５人が参加した。ハーブガーデンや飲食店、神社、商店街、酒蔵、健楽の湯などを調査目的で散策。宿泊した寄地区ではドッグランやマス釣り場にも足を運んだ。
ツアーに参加したアメリカ出身のステイシー・バードさんは「松田町の魅力は豊富な自然と温かい住民の笑顔」と話していた。
調査結果では「英語看板の必要性」や「駅前への観光案内所設置」、「地元食材のアピール」、「日本に住む外国人のターゲット化」など７つの提案が示された。町は今後、外国人観光客の受け入れに向けた環境整備に調査結果や提案を役立てることにしている。
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