神奈中テニススクールに所属する松井七乃花さん(早川小6年)、碓井菜緒さん(南足柄中2年)、小出涼音さん(光明相模原高1年)が関東ジュニア選手権大会(7月15日から千葉県内)に出場する。
3月の県ジュニアで自己最高となるベスト8、4月の全国選抜関東予選は6位と勢いに乗る松井さん。「練習は本番と同じように、本番は練習と同じように」という気持ちで週5、6回トレーニングを積む。「ミスもあったが内容がよかった」と関東ジュニアへの切符を手にし、「いつもの練習の成果を出して全国へ」と視界も良好のようだ。前に出て、相手を追い詰めるプレーで上位進出を狙う。
小学4年で初めてテニスコートに立った日から、「すべてラケットに当てた」という運動神経抜群の、碓井さん。3月の県ジュニアでベスト8入りを果たし、初めて関東大会のコートに立つ機会がやってきた。「相手にコート中を走らされてもボールを返し、流れを引き寄せること」を念頭に、トレーニング。大会への課題は「サーブの確率を高めること」と「ボールへのアプローチ」。自らの流れに持ち込めるかに期待が集まる。
インターハイも控える
昨年の大会は18歳以下の部にカテゴリーを上げ、ベスト4入りを果たした小出さん。今大会は本来の16歳以下での出場となる。
今春からは、光明相模原高に進学。ハードな生活を送る1年生になったが、入学して間もない春には高校最高峰の舞台・インターハイ(8月2日から福島県会津若松市)に出場を決めるなど、その勢いは増すばかりだ。
日々の練習はラリーが中心。週末は連戦が続く小出さんだが気持ちと体は「一戦、一戦」。今大会も「守るつもりはない、前後の引き出しを増やし、常にネット際のポイントを取れるように」。終始攻撃のテニスで他を圧倒するプレーを見せる。「ベスト4」。やや控えめに話しながらもその鋭い視線の先はただひとつ。「頂点」だ。
足柄版のローカルニュース最新6件
|
|
催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
|
|
|