松田警察署(大泉重弘署長)が交通事故や高齢者の振り込め詐欺被害を減らそうと、地域と協力した啓発に取り組んでいる。
園児が千羽鶴寄贈
21日、華綾幼稚園と華綾保育園が交通安全の願いを込めて松田署に千羽鶴を寄贈した=写真上。
両園は毎年、3歳児以上の園児と保護者が家庭で交通安全について話をしながら折り紙で鶴を3000羽折り、大雄山最乗寺で交通祈願をして松田署に贈っている。この伝統は30年以上続いている。
この日は6人の園児が松田署を訪問。大泉署長は「車に十分気を付けて夏休みを過ごして」と呼びかけた。
高齢者に注意喚起
24日には大井町と高齢者に交通事故や振り込め詐欺の注意喚起をする新たな対策を始めた=写真下。
8月から大井町役場が75歳になる住民や転入者に送る「後期高齢者医療保険」の通知文に啓発文書1枚を同封する。毎月30通程度を予定している。
松田署によると、交通事故の発生件数は昨年同時期より8件少ない201件(20日現在)。振り込め詐欺の被害件数は23日付で昨年1年間の15件を越える17件。被害額は3150万円。
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