大雄山最乗寺(石附周行山主)で12月13日、年末恒例の煤払いが行われた。
厳しく冷え込んだ朝8時前、大きな太鼓の音が境内に響き渡ると、本堂下の池に用意された長さ4メートルほどの笹竹が境内各所に数本ずつ運ばれた。
本堂では5人の僧侶が奥中央に鎮座する本尊の周りから徐々に外側へと広がり煤を払った。
煤払いは正月事始めのひとつ。正月に年神様を迎えるために一年の汚れを払い、清めるため12月13日に行われている。江戸城での習わしを真似て始まり大掃除の習慣になったとされる。
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