2019年4月に町制施行110周年を迎える松田町が記念酒づくりをはじめた。「米と日本酒プロジェクト」に使う酒米の田植えが寄地区で8日にあり、寄小学校(大久保芳恵校長)の5年生6人が参加した=写真。10日には一般参加による田植えが予定されていたが悪天候で中止となった。
プロジェクトでは、町の中山間地にある寄地区で栽培した米を100%原料に使い、町唯一の蔵元である中澤酒造で醸造。来春に記念酒として販売する計画。町では「田植えから収穫・醸造に至るまでの全工程を“オール松田”で実施して祝賀ムードを盛り上げたい」としている。
記念酒づくりに使う酒米は吟醸酒づくりに適するとされる「吟のさと」。栽培面積は約0・5ヘクタールで、秋の収穫時には1・2トンの収穫を見込んでいる。
収穫したコメは中澤酒造で醸造され、来年春には新酒として販売される予定。町では今後も体験事業を企画する予定。
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