南足柄市の加藤修平市長は3日、地元紙との情報交換会を市役所で開き、学童保育所の公設化と、公立幼稚園と小学校の普通教室にエアコンを完備する方針を明らかにした。
南足柄市の学童保育は1978年に当時の保護者会が設置して以来、民設民営でサービスが提供されている。
支援員の確保や保育場所の確保など保護者の負担も多く、近年は公設化を求める声が増え優先事項として検討してきた。
19年4月の公設化に向けた準備費185万円を9月補正予算案に計上。これを受けて18年度9月補正予算案に学童保育運営委託の19年度債務負担行為限度額4445万円の設定を追加した。
学童保育の対象や定員、拠点などの運営方法は現行を踏襲する方向で調整し、新年度からは行政サービスとして学童保育を運営する考え。
エアコン設置は今夏の猛暑を受けて当初の計画を大幅に前倒しして設置準備に入った。
中学校全校は14年、福沢小学校では15年の増築時に普通教室にエアコンが設置された。残る小学校5校はトイレの快適化工事の後にエアコン設置が順次計画されていたがすべて前倒しする。
公立幼稚園では17年度に篤志家からの寄付を活用し、年少クラスにエアコンを完備。残る年長クラスの教室は小学校と同時に設置する。
すでに予備費で設置調査を開始している。
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