神奈川県の保健所別インフルエンザ報告によると、小田原保健福祉事務所足柄上センター管内(南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町)の定点当たりの報告数が、2019年第1週(12月31日〜1月6日)に10・2となり、注意報レベルの「10」を超えたことがわかった。
年末年始で患者数大きく増加傾向に
第51週(12月17日〜23日)が1未満、52週(12月24日〜30日)が3以上4未満だったので、年末年始の一週間で3倍近く患者数が増えたことがうかがえる。十分な注意が必要である。
インフルエンザは、感染している人の咳やくしゃみに含まれるウィルスを直接吸い込んだり、ウィルスが付着した手で目、鼻、口をふれたりすることによって感染する。外出後の手洗いやうがい、咳エチケット(マスク)を心がけることが必要。
南足柄市の小学校1クラスで1月17日〜5日間、インフルエンザ等による学級閉鎖(16日現在)。
インフルエンザは県内345カ所の定点医療機関から保健所に報告される。「定点当たり報告数」とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値で、1定点医療機関当たりの報告数をあらわす。インフルエンザの流行開始目安は「1」。注意報レベルは当該保健所の定点当たり報告数が「10」以上の場合。警報レベルは報告数「30」以上で始まり、10未満で終息する。
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